紐育電脳空間 (WiFi) 最前線情報

ニューヨークの電脳空間 (Wifi) に新しい環境整備が始まっています。これまで、地下鉄駅構内や公園や図書館や空港等の公共の場では無料の電脳空間が設置されていましたが、これに新しい場所が加わりました。
うちの前のアベニューの公衆電話が次々に撤去され、何が始まるのかと思っていたら、そこに、新しくモダンな、土台の幅が１メートルで、厚さが３０センチで高さが約３メートルの長方形のタワーが設置されました。LinkNYC 計画というものだそうで、両面の電光掲示板には大きな広告が現れ、広告収入もかなり？得ているようです。

腰の高さのプッシュボタンで番号を入れると、全米どこでも無料でコインを入れなくても電話がかけられます。もちろん携帯電話にも繋がりました。USB充電口があり、旅行者が座り込んで充電しているのをよく見かけます。更に、LinkNYC に繋げば無料の電脳空間にも繋がる。写真に写った女性はぴったりくっついて話していますが、１０メートルくらい離れたところからも問題なく繋がりました。もう、ニューヨークはどこの公共の場からも無料の電脳空間でインターネットに接続できる状態になって来ました。ただ、ニューヨーク市の心配は、アダルトサイトへのアクセスが多いこと（そのため、このサービスが一時中断された）や公衆電話のように壊されることだそうです。
さらに、頑にスマートファンを持たない私にとって最近便利だと思っていることに、電脳空間が道で使えるようになったことでバスが快適に乗れるようになりました。市バス当局のアプリ(MTA Bus Time) に行くと、指定のバス停に次のバスが何分で到着するかわかります。目的とした路線の複数のバスの現在位置もわかります。また、バス停のQRコードを読み込むと、次に来るバスが示されます。寒い日のバス待ちはとても辛いものがありましたが、これは大いに助かります。時代の変化には驚くべき事が進んでいます。