What's new? New York! ニッパー中山 & ケイジ中山のブログ

NY在住?0年のライター&カメラマンがハードコアな三面記事などを紹介。

これからは脱ぐにも一苦労!?

来年からニューヨークでストリップ・ダンサーにも免許制か?
  そこは男のパラダイス。気取って「バチェラー・クラブ」、「メンズ・クラブ」とか、「ジェントルマン・クラブ」とか、あるいはセックス革命が起きた60年代を引き継いで「ゴーゴー・バー」とか、直截に「ストリップ・クラブ」、「アダルト・クラブ」と呼ばれている。とくにニューヨークの大歓楽街「タイムズ・スケアー」周辺とか、高級店はミッドタウンとウォール・ストリートに集中している。いわゆるフロリダ州オレゴン州と違いニューヨーク州では全裸が禁止されている。それでも上はトップレス、下はGストリングだけのストリッパーがステージでエロチックなダンスを披露し、所望すればお客の目の前に来てくれてラップ・ダンスをしてくれる。
これらストリッパーに対してアップステートのNY州首府オーバニーのニューヨーク州議会では免許制の法案が提出された。ストリッパーを性病から守り、チップから税金徴収し、人身売買を防ぐためのものであると議員たちは主張している。この法律に違反すると初犯の場合には20ドルの罰金で、以後、50ドルとなる。また、雇用者が無免許のストリップ・ダンサーを雇うと、最初は千ドルの罰金で、以後、2千ドルとなる。もちろん、クラグ側やダンサーたちは猛反対している。マンハッタンの60丁目にある有名なクラブ「スコア」店は「大方のダンサーは21才以上で健康な学生である」という。あるダンサーは「政府はただお金を取り上げたいだけだ」と反論する。ニューヨークではこれから裸になるにも苦労する! 憲法で保証されている「表現の自由」を含めてこれから議論を呼びそうな法案である。