What's new? New York! ニッパー中山 & ケイジ中山のブログ

NY在住?0年のライター&カメラマンがハードコアな三面記事などを紹介。

B’klyn のソール(soul, sole)の謎?

電線に吊るされたスニーカーのミステリー?

 ニューヨークのマンハッタンはビジネスと観光の街。裸足のニューヨークはブルックリンにある。
 2007年11月25日、ブルックリンのある地区の電信柱の電線に、多くのスニーカーが投げつけられて架けられ、空中にただよっている。メリクリが近くても、断じて、クリスマス用の飾り付けではない。
 マンハッタンのウィリアムズ橋を渡ると、最近、工場跡にロフトやギャラリーができて「第二のソーホー」とまで呼ばれている。元々はプエルトリコ人とユダヤ人の居住地だ。東ウィリアムズ地区のキグスランド番街とジャクソン通りの交差点がそのミステリーのグランド・ゼロ(爆心地)であり、電線に多い時で72足のスニーカーがヒモで結ばれて、宙に浮かんでいた。
 なぜ、運動靴がぶらさがっているのか誰もが首をかしげる。何かのオマジナイか?それともこの地区での事件や伝説からの可能性として、その昔は麻薬売り買いのヤバい場所であり、警察が犯人に暴行を加えて死亡させたことがあるので鎮魂のためか?あるいは、ストリートキッズたちがスニーカーを投げつけたのは都市版の馬の蹄鉄投げの遊戯か?
 都市神話として、電線に運動靴を架ける事の記録は何もなく、証明できないフォークロアである。謎の B’yklin (ブルックリン) のソールなミステリーである!